2019年02月21日

動物園教育で子どもたちがアクティブに!

動物園で子どもたちが能動的に動物を観察して、自分の興味や学校で学んだことをどんどん関連付けていく活動を支援したい。

その参考となる理論と実践事例をまじえた本を刊行しました。

博士論文をもとに、平易な言葉でまとめました。

本には、印刷して使えるワークシート教材や、実際に授業で使える学習活動計画も掲載しています。

新しい学習指導要領にも対応させています。

和歌山では、宮脇書店ロイネット和歌山店、紀国堂、お天守茶屋 さんで扱ってくださっています。

amazon や 学校図書web でも販売しております。

くわしくは、ホームページをご参考にしてください。

動物園教育で子どもたちがアクティブに!
~主体的な学びを支援する楽しい観察プログラム~


学校図書 1500円(税別)
ISBN 978-4-7625-0231









  


Posted by ポケット at 14:46Comments(0)

2017年01月15日

NHKで観察プログラム紹介

昨年12月20日にNHKで小学校第3学年の子どもたち向けの動物園観察プログラムの様子を取材してくださいました。」

観察テーマは、「動物たちのとくいなこと

動物たちのとくいなこと(特徴)を観察する視点として、すみかや食べ物などとも関連付けて、班で話し合いながら観察してもらいました。

子どもたちの興味や考えに沿った学習支援を共同研究してきたB先生と共に、プログラムを考えました。

視点を与える 先に知識を与えない 対話的に考える

博士論文にまとめた、社会構成主義的な教授・学習論の視点に基づき、問いかけの工夫をおこないました。

子どもたちがつぎつぎと自分の発見や考えを教えてくれて、私も子どもたちも楽しく動物たちと向き合いました。

放映内容が、下記のサイトで紹介されていますicon13

http://www.nhk.or.jp/wakayama/asunowa/mitsuketai/index.html

子どもたちの主体的な学びを引き出す、観察支援やプログラムデザイン。動物園などを学習利用される予定でご関心あれば、お気軽にご相談くださいface02


  


Posted by ポケット at 22:06Comments(0)メディア

2014年04月01日

プログラム一覧

学校の授業と関連付けた動物園観察プログラム例

動物たちの得意な事を調べよう
【内容】 動物の得意な事を調べ、特徴に気づく。
     その動物のくらしとの関わりを考える。
【単元】 生活科 動物と親しむ
     理科  動物と環境との関わり

動物の足の形と使い方
【内容】 様々な動物の足の形と動きを調べる。
     骨格・筋肉・関節や、適応・進化を学ぶ
【単元】 小4理科 体のつくりと働き
     中2理科 動物の仲間

動物の子育て
【内容】 動物園で見られる動物の親子を観察。
     子どもの生まれ方や育ち方、雌雄の形態や行動を調べる。
【単元】 小1国語 動物の赤ちゃん
     小5理科 動物の誕生

動物たちの食べ方を調べよう
【内容】 食性の異なる動物の食べ方を比較観察。
     食性に応じた体のつくりや働き、生物相互の関わりを学ぶ。
【単元】 小6理科 体のつくりと働き
          食べ物による生物の関係

鳥の体とくらし
【内容】 鳥の嘴と足の形と使い方を比較観察。
     その鳥の暮らしや環境との関わりを学ぶ。
【単元】 小1国語 鳥のくちばし
     小4理科 体のつくりと働き
     中2理科 動物の仲間

プログラムの流れ 
 視点を絞る・予想する → 観察する・記録する → 気づいたことを分かち合う・まとめる

漫然と眺める見学 から 見通しをもった観察・発見 へface01

今後、このプログラムを実践して動物園を活用した教育の効果を検証していきます。

学校側の希望に応じて、観察のお手伝い(視点の提供・発問・説明など)をします。

遠足などで動物園を利用する予定があり、プログラムを活用したい先生は、お気軽にご相談ください。
















  


Posted by ポケット at 23:05Comments(0)プログラム内容

2014年04月01日

研究活動のご紹介

動物や動物園を教材化した環境教育や理科教育支援を行っています。

今までの活動については、出張授業プログラムを参考にして頂ければ幸いです。

動物園と学校を連携させた観察プログラムを通して、
子どもたちが楽しみながら、主体的に動物を観察して
たくさんの発見を促したいと思っています。

どのような支援や学習活動の工夫があれば、
子どもたちの見通しをもった観察を促せるでしょうか?

今後、プログラム実践を行い、子どもたちとのやりとりを分析して、
支援方法と子どもの興味・思考との関連を研究いたします。

関心ある先生方、動物園・博物館関係者の皆様、情報交換などお願いいたします。  

Posted by ポケット at 16:24Comments(0)自己紹介